番号 | c9 |
分野 | 鋼構造の塑性域の挙動と終局強度 |
タイトル | コンクリート充填鋼管柱のジャケット継手部の終局強度評価 |
著者 | ○依田 照彦(早稲田大学理工学部土木工学科) 遠藤 学史(早稲田大学大学院理工学研究科建設工学専攻) 堀地 紀行(国士舘大学工学部土木工学科) 保坂 鐵矢(潟戟[ルウェイエンジニアリング) 杉本 一朗(新日本製鐵梶j 勝尾 伸一(日本シビックコンサルタント梶j |
概要 | コンクリート充填鋼管は高い耐震性を有する構造であることが注目され、土木分野においても柱や杭に数多く採用されている。特に、コンクリート充填鋼管を用いた橋脚は強度とじん性に富んでいることが大きな特徴である。しかしながら、一度大地震で損傷を受けると補修が難しいことも事実である。本研究は、コンクリート充填橋脚の接合部を溶接なしで連結し、橋脚の耐力を確保できる継手構造を施工性の向上と補修の易しさの面から検討したものである。すなわち、接合部の溶接の代わりに主部材となる円形鋼管外径より小さな円形鋼管を内管として設置した後にコンクリートを充填し、円形鋼管を一体化させたジャケット式継手構造を補修し易い橋脚構造と位置づけ、載荷実験により、力学挙動を調べ、実験値を比較検討することにより合理的な継手構造の可能性を模索している。さらに、補修しやすさと施工性との関係を定量化できる構造モデルの構築を試みている。 |
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